5月22日

いつもの砂鉄で造った短刀は炭素量が高く鍛接も悪く傷が沢山出るので切断。原因は不明であるが再度の造り直しとなる。手造りで複数の玉鋼を混合して鍛える地金は傷の出る場合が多いが地金の良さが自家製鉄を求める。失敗もあるが地金の良い時の喜びも多い。試作の包丁で良くても刀になるとそうとも限らず難しく、打って打って打ち続けその中から選ぶしかない。