5月28日

今日一日は弟子2名の為に鍛冶場の作業を譲り見学して多少の指導にとどめる。梅雨明け迄には折り返し鍛錬の工程を終わりたいと思っているが、この鍛錬が身に付けば作刀工程は一段と上がる。少しずつ手放して一人で鍛錬出来る迄あと少し迄進む。私も今刀の鍛錬に入っているがその前に玉鋼の包丁サンプルを多く造っているので弟子の炭代にしたいと思っている。炭・鋼が十分でなければ弟子の技術は延びないものである。