8月11日 今日から盆休みなれど弟子1名が包丁の研ぎをしているので居間でテレビを見て過ごす。昨日焼入れをした包丁を私に見せずに自分の判断で焼戻しをしたので包丁の斬味は悪くなり明日再度焼入れをしなければならない。包丁の地金は日立金属の近代製鉄で均一な炭素量ではなく砂鉄の種類や操業方法で炭素量も異なり又折り返し鍛錬で脱炭素量も異なる。焼温度や焼入水温によって斬味は大きく違って来る。経験の浅い弟子では親方の指導が無ければ自分1人では出来ない。それでも他の弟子が休んでいる時にする研究心は評価する。 tagPlaceholderカテゴリ: