9月4日

日中戸外でベルトサンダーの包丁の荒砥ぎは暑いので早出をして太陽が昇りきらない内に3本の包丁を研ぐ。弟子は炭を切り交代で手打ちの折り返し鍛錬をするが上手くゆかず鋼と炭が消えるのみ。弟子1人が修行中の5年間に使う炭代は約300万円を要す。武漢ウイルスで売り上げは減少するが弟子を残しておけば次の世代に技術が受け継がれてゆく。そう思って今迄の40年間に弟子14名を刀鍛冶の資格を取らせた。途中止めは15名。今年は弟子5名が入門したが5年後資格を取るまで何名が残るか。