朝より夕方迄弟子2人が鍛錬と脇差の火造りを行い両方の指導。合間に包丁1本を研ぎ上げる忙しさ。刀造りには1袋10キロの松炭6000円を使うが弟子の鍛錬には最近入荷の県内産1袋2000円の松炭を使用。品質は3級品であるが煙と消えるのでこれで上等。包丁造りには1袋3200円の松炭を使用。これは2級品である。他にも県内産松炭を使い作業によりて使い分け。弟子が3人も居るので毎月多大な炭代となるので倹約の為安く入荷できる炭屋さんを探している。ちなみに刀用の炭は1振り分25袋15万円を要するだけに失敗は出来なく神棚に手を合わせ全神経を集中しての仕事なので平日の見学は御断りをしている。