11月11日

刀の皮鉄鍛錬が続き両眼が痛む。包丁ならサングラスを使用して光をさえぎるが刀は裸眼でなければ火の色が見えない。砂鉄も単品であったり混合であったりで鋼の沸く火花が妙に違うので目が疲れているので思い切って鍛錬を休む。弟子がネットに出ているたたら製鉄を行なっている刀工や個人の映像を出してくれるが、これはと思った中に島根県日野町で行われているたたら製鉄の鋼が良く出来ていると思われるが単品の砂鉄では地鉄の働きが出ないので複数の砂鉄の混合をしている者がいないかと思ったが多種の砂鉄がないのか、技術的に難しいのか皆無である。