11月15日

左顔面と左手が痺れるも弟子の指導に出掛ける。一日を終わりて残るは後悔の念のみ。炭と鋼を使い造った包丁を弟子に研がすが来客中に目を離した1時間に売り物にならない程の研ぎにしている。ベルトサンダーで刃先を落として身幅を狭くしたが包丁に成るや否や。研ぎすぎた肉置きは元に戻らない。こんな心が折れる様な繰り返しで弟子は技術を覚えるものである。