2月7日

午前中は軽い手槌で棟打ち、刃の打ち出しを途中迄弟子2人に見せる。肩の痛みがあり無理のない程度の作業。午後は1.7キロの鋼を指導しながら7回折り返す。小さな小包丁なのでアク沸かしで十分だがドロ沸かしをして試験と同じ作業をする。今日の山田君は打倒兄弟子の勢いで鍛錬を続け卒業した兄弟子にも負けない沸かしをする。毎日の研究の成果が仕事に出ている。もう少しで私に変わりて横座もまかせる事になる。春からは見学者も増えるので頑張って九州男児の意気を示して欲しい。