2月17日 何度教えても出来ない弟子の仕事に痛みて止まない首・肩に無理をしての手直し。このまま放置すれば高価で手に入りにくい松炭と日本産砂鉄で造った玉鋼を捨てる事になる。弟子に仕事をさせなければ技術が伸びないが包丁を販売して得た資金は煙と化す。弟子も仕事が出来る者と出来ない者がいてその差が大きくなる。器用さは持って生まれたものであるが努力は自己の精神の持ち方にある。残り少ない刀工生活を無駄には出来ない。早く体調がもどる事を日夜祈念している。 tagPlaceholderカテゴリ: