4月24日

昨日ベルトサンダーで荒研ぎをして包丁のキズは消えていたが、リハビリを終えて鍛冶場で手研ぎを始めるとキズが出たり消えたりの繰り返しで疲れ果てる。もう切断しようかと思ったが沢山の炭と鋼を使っているのでなんとかと思い辛抱強く研いでいるとキズも0.5ミリ位の大きさが2、3個まで減ってきた。斬味も良くなんとか原価位で販売すれば材料代位は戻る。所詮弟子の仕事はこんなものである。期待はしなかったが余りにも刃文の出来は良くないが包丁なら我慢が出来る。1年もたち今だこんな事位しか出来ない。以前の弟子に比べて全員の技術は劣る。