5月3日

午前中に煙突に使用していた鉄板や屋根の隙間をトタンで囲い、掃除をしてやっと工事も全て終わる。昼に九州から山田君のご両親が来訪。どこまで行っても親は親で我が子を思うものである。山田君の一生を預かるので1日も早く刀工認可をと思うが法律の規定であと3年後でなければ受験出来ないので、それ迄にしっかりと技術を身に付けて最後の弟子として卒業させたい。それには技術と共に日本の文化・伝統の上に成り立つ日本精神を学ばなければ刀剣作家で終わる。