5月4日

午前中に弟子2人が造った包丁3本をベルトサンダーで荒研ぎをすます。体は傷が出て切断。残り2本はなんとかうかるが傷が出て姿、幅を直す。わずか7回鍛えで無傷の作を造るのは刀工でも難しいが、これを乗り切らなければ脇差につながらない。午後は山田君に研ぎをまかす。ウエダさんは山林を切り開き炭焼き窯を造っており、ハラガミさんは交通事故で休んでおり山田君のみだが右手首が腱鞘炎で槌が使えず出来るのは研ぎだけである。今夜から友人が包丁造りの体験会で来所し2日間程をかけて1本の包丁を造る予定。