5月23日

親指の筋をつないだ所が癒着しているのでリハビリに毎日病院に通っているが指が腫れて痛みが取れない。午後は鍛冶場に出て炭を受け取る。炭も十分に有るので山田君に炭を有料で分けると地元九州の砂鉄で自ら造った玉鋼で包丁の鍛錬を始める。上手に傷の無い物を造れば売れて生活費の足しになる。弟子はこうして自ら炭代を払うとやる気が出るものである。カワイ君が下鍛えをした包丁を7回迄鍛えてベルトサンダーで下研ぎしたので明日は土置きをして焼入れへ進む予定。