病院でリハビリ後鍛冶場にて山田君の折り返し鍛錬の見学。私の鍛冶場は他人に使わせるのは好きではない。雑なスプリングハンマーの使用をする弟子には2度と大事なスプリングハンマーを使わせたくない。故障をすれば私の仕事が止まる。暑くなったので氷でモーターを冷やさなければモーターが焼けて交換となる。雑な仕事で道具が痛む。最近の弟子は常識に欠けた者が多い。弟子は親方の所作を見て同じ事をしなければならなく、自分の判断で仕事をしてはいけない。こんな小学生に言い聞かせる事を大人の弟子に言わなければならない。10年も前の若い弟子にはこんな事を言う事が無かった。そこには日本の文化伝統を受け継ぐ熱い真剣さが欠けていると思う。今日の山田君の鍛錬は自前の鋼、炭なので一生懸命。