11月8日

夜明けにスプリングハンマーの金床を調整するが土台の鋳物床が50年近く使うので変形しているのでその上の金床の四方の水平が出なく鋼のピンの厚さを変えながら調整は続く。おまけに本体のハンマーの角度も狂っているので難しく1年に1、2度は作業が止まる。本格的鍛錬時にもう1度調整が必要。弟子には刀の荒打ち完了を昼迄見学さし丁度切炭も無くなったので午後からは久し振りの炭切りをする。火床も午前中の作業でぬくもっているので生鉄と鋳物の混合を3回見せる。