11月13日

刀の火造りで筋2本を手術した痛む右手親指をかばいながらの作業で両肩が傷み今日の定休日は昨日コンビニで買った日刊ゲンダイの特別号で糖尿病特集を読む。私も長年専門でない一般病院で糖尿病の治療を受けていたので時遅くインスリン注射を受ける身で残された刀工生活を考える身である。手足にも神経障害を感じながらの刀造りを送っているが年齢も76歳と弟子を受け入れるには少し遅いが日本産砂鉄を以って折れず、曲がらず、良く斬れる本物の武術日本刀を造る気持ちの武術修業をした弟子数人を受け入れ、また受け入れようとしている。刀工として私の肉体がどこ迄持つかは不明であるが不屈の信念は消えない。技術は今一歩不足するが最古参の弟子と共同で弟子の育成を続けたい。定休日は休み体の疲れをとり一日々を大切にしたいので弟子も真剣勝負で修業をしなければ退所を求める事になるので心得るべきである。尚卒業した弟子でもふさわしくない者は一門から外してある。