11月18日

朝から古参弟子に折り返し鍛錬をして鋼の沸き始めの温度を火花で見る練習を1キロの鋼を使って6回折り返す。それを素延べし弟子が火造る。一点の傷も無く外国行きの包丁とする。午後は新弟子2人が向梃の練習。新たに入門希望者も面接し、その心意気に感じて入門を許す。日本の文化と伝統を守る弟子が増え、日本産砂鉄を以って日本刀を造る武士道の精神を持った武術経験者のある弟子が維新日本刀を目指し後に続く事を嬉しく思う。