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kito  

 

刀鍛冶の日々:bizenosahune.blog67.fc2.com/

 

↑ 過去の記事(令和2年4月13日以前のブログ)はこちらで見てください。

 日々の仕事内容や感じたこと、出来事を書いています。

  



昨日の御客さんから包丁購入の電話があり鍛冶場にて発送。今日は山歩きで休日であったが中途半端なのでせんかけをして2尺5寸の刀を仕上げる。焼き入れ炭を1日切ればいつでも焼き入れが出来る状態であるが、足と肩の調子が悪いので後日健康の良い時にする。足の裏が痛いので明日は休日の予定。週末の来客に備えて寝る。丁度御守り短刀の仕上がった見本もあり、打ち降しが二口有るので安心。


10月20日 鍛錬、来客


今日の鍛錬は火花試験で1番炭素量の低い玉鋼を鍛えたので非常に楽であった。午後は予約の有った方が包丁の研ぎ直しで名古屋から友人と来所したので弟子の鍛え最中の鋼を折り返し鍛錬を見せる。包丁を購入したいが手に合った物が無いと言うので名刺を出してネットの方で見て下さいと答える。5年程前の包丁で刃こぼれが1か所1ミリ程有ったので10分程できれいに仕上がる。一生使えてこの値段では安い事が作業を見て知る。週末も県外から短刀の注文で来客予定。


10月19日 硬い鋼


夏から秋が無く一気に冬に成った様で鍛冶場は涼しくスプリングハンマーと送風機のモーターに乗せる氷が半減した。前回のたたら製鉄の鋼は青森や北國産の砂鉄鋼と同じく硬くて折り返しの時に割れる。この玉鋼を切断したので右肩が痛むのである。昨日の温泉のせいか鍛錬中は足は痛まない。明日は柔らかくて粘りの有る鋼を鍛えて混合する。この玉鋼の混合比率が難しいが鍛え肌は良く出る。炭素量が違うので鍛接を上手にしなければ傷が出る。


10月18日 休日


16日たたら製鉄で出来た玉鋼をたがねで切断した折の右肩が痛み、休日の今日は朝から温泉に行き痛む足も温めて随分と痛みは和らぎ明日から又鍛錬に入れる。つい先日まで暑かったのに今朝から寒くなったので弟子用の袴や上着を探す。止めていた体験会や見学会を再開するのでそれらしい格好も必要になる。


10月16日 刀始め


アドレナリンが消費されると歩くのも困難となり鍛冶場から近くの温泉に直行して体中の痛みを取るが足の裏の痛みはひどくて消えない。今日も炭を切り刀を鍛え始めるがスプリングハンマーの力が落ち、ハンマーの軸を止めているボルトの調子回転軸も悪くて打つスピードも遅い。再度点検するがバネは折れていないのでなんとかなるかも。


10月16日 忙しくなる


弟子は自分の造った包丁を研いでいる。私は早出してたたら製鉄を昼迄行い7.5キロの混合砂鉄の玉鋼を得る。午後は弟子の鍛錬。私は明日からこの鋼を使って刀造りを始める。コロナも落ち着いたので11月からは見学会も再開するので忙しくなる。来客も多くて疲れた一日。


10月15日 たたら準備


暇な時間を利用して刀のせんかけをしているが小傷一つでない刀がほぼ終わる。砂鉄の配合は判っているので朝からたたら炉を解体して塗り直し、砂鉄の選鉱・混合をする。最近刀に小傷が出るので悩んでいたので鍛錬は難しいが傷の出がないのでもう一度鋼を造り直し弟子にもたたら製鉄を教える予定。包丁には傷が出ないが刀の様に大きくなると傷が出るのが悩みである。


10月14日 銑鍛え包丁


青森産の銑鋼を表面脱炭をさせながら鍛えると鍛え肌が全体的に出て面白いが、研いでいると刃先が少しポロツクのでガスバーナーであぶり少し焼きを戻す。研ぎ上げてから区が3本中2本がこぼれたので研ぎ直す。斬味は上位に入るが長期間使用した時刃先がこぼれないかを心配する。炭素量の低い砂鉄鋼に混ぜて使用すれば鍛え肌は出ないが粘りが出ると思う。混合した刀の銘を切り研師さんに今夕出したので後日感想を聞く事にする。。


10月13日 登録会


青森県の磁石に付かないヘマタイトの砂鉄を鋼に替えて短刀にした。その短刀に梅の彫物をして登録、発送。最近は疲れるので午後は寝て過ごす。疲れた時は休む事にする。鍛冶場でも倦怠感がある時は休む。山本君が居るので無理をしないですむ。余りにも仕事に熱中しすぎる様である。包丁の製作も在庫があるので少し休憩。


10月12日 秋来たる


今日は一気に秋が来て涼しく肌寒い。刀の返り付けをすまし、せん・ヤスリがけ、後30分程で終わるが暗くて次回に。やっと造刀の季節となるが夏の疲れが出ない程度の仕事にしなければ弟子の育成もある。見学等の問い合わせも増える。山本君も専業の刀工になるので以前の様に賑やかになる。


10月11日 一時雨


今年の9月、10月は例年になく暑い日が続き夏は終わらなかったが今日は曇り一時雨も降る。刀の中心仕立てを昼迄にすまし来客が帰った後は余りにも体が疲れているので帰って寝る。2,3日雨が降りその後は平年の季節に戻りそうである。年を取ると夏の暑さが身にこたえる。明日は刀の返り付け位なら出来そうである。暑ければ炭切りをして鍛錬の用意。無理をせず出来そうな事から進めて行く。


10月10日 傷が出る


足の痛みが少し楽になったので私の小包丁3本と弟子の造った6寸包丁2本をベルトサンダーで荒砥ぎをするが、弟子2本の包丁は傷が出て切断する。今日も朝から暑く仕事をする気が無くなったので帰って足を休ます。


10月9日 暑い


真夏の鍛錬と同じ暑さで老いた体はもう限界である。火造りの終わった包丁5本に土置きをして焼き入れ。それぞれの作者が違うので焼き入れも難しい。来週の暑い内は鍛錬は無理なので包丁研ぎをして涼しくなるまでの時間稼ぎ。最近の暑さでは鍛錬が出来るのは元気な刀工のみ。


10月8日 咳止まず


関東で地震あり都会で生活する人は不便である。もっと地方へ分散すれば良いのだが若い時は大都市で生活したいのだろう。田舎でのんびりと過ごすのも良いものである。そんな事は知らず朝5時起床鍛冶場へ。先週弟子が槌付けに失敗しているので100%傷が出る。もう1度沸かし直して7回鍛え3等分して傷のリスクを少なくするが3本共に傷が出て削り取る。10時から1時間包丁の研ぎ直し2本をする。上手に研いでいるのでどこを研げば良いかと思う位丁寧に使っている。咳が止まらずふらつきこれ以上はダメなので今日は昼で止める。朝は涼しくなったので来週からは刀の続きに入れそうである。今日も包丁を荷造りして送る。


10月7日 夏の一日を寝る


体調が悪くてふらつくが微熱になり咳も少なくなってきた。室内温度は30度であるが2つの窓から空気が流れるので涼しい。刀造りから3日も離れると鍛錬がしたくてならない。今材料は手持ちの砂鉄を混合して内容は考えず仕事をしている。最後に平均して無くなれば良いと思っている。だからどんな地金の材料になるかは判らない。また新しい分野の包丁と刀が出来るであろう。弟子は単一の砂鉄なので地金は面白くないが傷が出ないのが素人には向いている。


9月6日 風邪


のどの痛みに加えて咳が出る。ふらつきも出るので病院へ。風邪と診断。少し休む様にした。夏からの包丁造りの疲れが出たのか?1日寝ながら残った人生を考える。無理をしなければ80歳位迄頑張れると思うが、暑いのが一番の大敵で少し涼しくなるのを待つ事にする。


10月5日 不調


3日にたたら製鉄をして以来体調勝れず今朝はのどの痛みが激しく咳が出る。病院に行くと風邪との事で抗生物質の薬をもらう。注文包丁が次々と来るのでなんとか在庫を増やさねばならない。気候はまだ暑く刀製作には向いていないのでもう少し涼しくなる迄包丁造りになる。しかし体調が良くならなければ包丁は造れない。在庫は20本位あるが注文は何が来るか判らないので難しい。今年の気候は例年と違う。温暖化が進んでいるのだろうか。


10月4日 暑い日続く


10月なのに夏の様に暑い日が続く。昼食後休みもせずに山本君は鍛錬、私も昨日のたたら製鉄で造った玉鋼で1年間は作刀出来る。今迄とは違った配合と鋼で刀の鍛錬と鍛え回数を変えた刀造りに切りかえた。温度が高いので火を使う作業は当分午前中にして午後は体を休める。


10月3日 たたら製鉄


注文主が自分の注文刀の玉鋼製作を見たいとの事で実施する。同室では山本君が折り返し鍛錬をしているので暑い事。外気温も30度もあり2人共にくたびれる。帰り道は温泉に直行、明日は休日出勤の振替。注文も増えてくるので忙しい。


10月2日 弟子の練習


一日弟子の指導。折り返し鍛錬の終わった包丁の素延べ・火造りを終わり、山本君の鍛錬を見学さしている間に砂鉄の選鉱をして明日のたたら製鉄用意。今日は6人も鍛冶場に顔を出し賑やかな1日であった。


10月1日 月参り


昨日は短刀の彫りが出来上がった。青森県のフェマタイト使ったが製鉄と硬い鋼の鍛錬には苦労したがコロナの影響で刀剣界は暇なので思ったより早く梅の彫りが出来て短刀を引き立てている。13日が登録日である。フェマタイト(磁力無し)での製作は日本で初めてではなかろうか。上手く仕上がった御礼も兼ねて金屋子神社に月参りをして御報告。10月も無事故で元気に刀造りが出来る事を御願いして帰宅。


9月30日 休日


午前中はのんびり休み午後は病院3軒を廻りゆっくりとした休日を過ごす。早いもので後3か月で今年も終わる。


9月29日 動物


猫の小雪が肺炎で元気が無く寝ている。元々金沢市から腎臓が悪く病院も遠く十分な医療が出来ていなく、昨年の1月に岡山に帰ってから病院も近く便利になった。金沢市にいたら死んでいたかもしれない。娘がずっと猫についているし病院も近いので猫も安心している。今日も鍛冶場で火造りをしながら17歳で死んだ愛犬の「フーちゃん」と猫の姿がダブって思い出す。「フーちゃん」は生まれた時から24時間一緒で毎日風呂に入り一緒に布団で寝た。鍛冶場でもいつも一緒の17年間だった。あれから早いもので18年。昨日の如く思える。動物は寿命が短いが飼い主の気持ちは良く判る犬だった。


9月28日 素延べ


夏前に荒造込みをしていた一振りを一日かけて素延べをすます。右足の痛みを心配していたが痛みはなし、クラッチペタルを踏む時間が少なかったせいかもしれない。明日は久し振りに火造り。肩が痛まなけらば良いが、刀身の長さもギリギリ、無駄な肉を残さず長さに出さなければならない。


9月27日 休日


暑かった夏の包丁造りも終わる。今秋でも日中は夏の暑さと余り変わらないが一区切りついたので夏の疲れ取りに15分程離れた峠の温泉に出掛ける。真夏と違って蚊が出ないので外で熱くなった体を冷やしながら温泉に浸り疲れを取る。老いて体力も無くなったので温泉の効能も良く判る。最近は若い頃の夢が良く出る。一通り刀鍛冶としての人生も歩んだせいか? 内弟子も出来たのでもう少し元気を通さねばならない。無理をせず休日は必ず休んで疲れを取り明日に備えなければ弟子の育成もならず。娘の猫も週2回の程の注射であったが最近は1日に2本の注射を打っている。腎臓がかなり悪い様で娘もずっと付きそうている。私の愛犬は私の刀造りが多忙であったので休んで1日の付き添いは出来なく今思えばかわいそうであった。18才まで生き毎日を共に過ごせたのが幸いであったかもしれない。庭のしだれ桜の下に塚を造り砂鉄の中に納めている。


9月26日 準備完了


今日で包丁仕事が終わり刀造りが始まるので鍛冶場を掃除して水洗い。スプリングハンマーにもグリスアップして炭を切り準備も出来た。まだ日中は暑いので一月にどれ程進むかは不明であるが気温は確実に下がりつつある。


9月25日 一生懸命の日


午前中は4人で折り返し鍛錬、他の3人はカメラ撮影は初めてであるが普通で初めてとは思えぬ仕事ぶり。午後は3人が交代で折り返し鍛錬をして包丁2本を鍛え終わりて今日も終わり1日3回も大汗で着替える。今日は朝3時から包丁の研ぎ、これで柄を付ければ夏の包丁造りは全て終わり刀造りを始める。


9月24日 少し元気


昨日の仕事が終わってなかったので午前1時に起きて鍛冶場で2時迄研ぎとたたら製鉄の窯の塗り直しが終わってなかったので仕上げる。朝食をすまし人工的高温酸化湯に痛む足を時折つけに通っていたが今日は痛みも取れた。次は来月の参拝の帰り道に立ち寄る予定。湯の効き具合は良いが余りにも遠すぎる。朝鮮人参も飲んでいるせいか大分元気になった様に思える。


9月23日 疲れ


体中が痛み足の痛みが特に痛み今夜は早く寝る。


9月22日 疲れて


昨日は出刃包丁に2本銘を切り、今日はゆっくりと研ぐ予定であったが県外からの7寸包丁の注文が入っていたので予定変更して鍛えるも両足が痛くて動けず、おまけに両手・首も痛むので今日は止める。手の指の関節も腫れて病む。包丁はいくら頑張っても刀の3割程の収入しかないが御客さんが良く切れますとのメールを頂くのが嬉しい。まだ暑く刀は出来ないが遊ぶ事も出来ないし、出来る事は包丁造りのみ。10月位から刀も出来るだろう。近年冬の来るのが遅く、春が早くなったのも地球温暖化のせいであろう。


9月21日 夏空は続く


長雨が終わり気候は夏に戻る。注文の刀にするのに炭160俵が入ったので5分毎に砂鉄と炭を一緒に入れる作業が続く。炉と炭・砂鉄の距離はわずか1m、その距離の往復なのに1日3回も大汗で服を着替える。大型扇風機をかけても外の熱い風が入るのみ。足は棒の様になり足の裏の関節は痛む。年々地球温暖化の影響で秋にも暑くモーターも氷で冷やしながらの操業。年もゆき体力の限界を迎えた事を思う。刀造りはもう少し先にして包丁の研ぎや春までに打って置いてある刀の仕立てで時間稼ぎをしなければならず、若く力もあり真夏でも刀造りをした頃を懐かしく思う。


9月20日 敬老の日


勘違いで炭は明日来る。朝から鍛錬火床を塗り炭素量の高い粘りのない鋼なので焼き入れ水温40度。バーナーであぶり粘りを出し荒砥ぎ銘切り迄進める。手の痛みも楽になり、そこそこの銘も切れた。明朝に備えてたたら炉の解体塗り直し。砂鉄の配合をして予熱をかける。時間も有りたたら炉、廃棄物の処理と炭の置きかえ。まだ日中は暑く刀造りは来週の午前中のみ鍛錬開始。足のふくらはぎは硬くなり痛む。右足は靴底の厚い靴を履き痛みを和らげながら歩くが足は悲鳴を上げる。敬老の日、年寄りの一日。包丁も毎週売れるので忙しい。金屋子様に感謝。


9月19日 炭切り


昨日も午前4時、今日も午前4時から炭を切るが早朝は寒くなる。炭は湿っているので鋼が沸く時間がかかり仕事は進まず。今日はやっと2本の中出刃を鍛えて火造りを終わる。明日の朝1番に県内炭が160俵程入るが湿った炭は後10俵で終わる。素延べ火造りに転用する用途が立つ。今年ほど長雨が続いた事もなく屋根の下で炭が湿るのは初めてである。元の様にビニールシートで囲った方が湿らない。しかし駐車場は狭くなるがコロナで客は少ない。山本君も帰ってくるのでもう1か所駐車場は借りている。昔の賑わいも戻るであろう。


9月18日 9月の台風


昨夜は自民党総裁選に出馬する4人の候補がテレビに出ていたが4人共に憲法問題の意識に欠けている。GHQが有無を言わせず丸裸の日本に対してわずか1週間程で白色人種に有利なアメリカ製日本国憲法を押し付けた。東京裁判では連合国に都合の良い裁判を行い反論出来る日本人を遠のけ、アメリカが正しく日本は悪かったという自虐史観を日本統治中に洗脳した。それに気付かない若い政治家は根本を正さずしてアメリカの手の平で日本を論じている。軍隊も無い日本は全てアメリカ頼りで遊興にふけ、2度と白人社会に力を向けな尚武の心が無い商人国に成り下がっている魂の死んだ日本は世界の列強国からは舐めきられている。竹島は韓国に取られ、北方領土もソ連に取られ、戦後支援続けた中国には尖閣列島を奪われようとしているのに真の軍隊の無い日本は手出しが出来なく、1億国民は豊かな生活を求めるだけの腰抜け生活。国会議員も国民のために尽くさなければならないのに法に反して自己保身。国会議員になった時政府から短剣を渡し法に反した時自ら自刃用にすべきで江戸時代と同じく打ち首にすべきである。法が緩いので悪い人間はいくらでも雨後のタケノコの様に出る。元凶はアメリカ製の日本国憲法にある。

今日の作業は4人でたたら製鉄、梃付け、研ぎと忙しい1日であった。北海道より来客有り。台風14号も無事。


9月17日 寝る一日


右足を痛めて1カ月程になる。今日も痛みて1日を寝る。この調子ではまだ1、2カ月は痛む事だろう。齢を取ると治りも遅くなる。休みながら鍛冶をするしかない。台風14号は今夜遅くから明日朝にかけて四国中部を通過すると思う。遠くから来る弟子は気を付けて来て欲しい。今年は久し振りの台風であるが各地に被害が出なければ良いが。


9月16日 台風14号近づく


右足裏の関節がしこりとなって痛むが18日には弟子がたたら製鉄と鍛錬の予定である。台風14号が来るので今日の昼迄に病院に行き昼からたたらの解体、塗り直し、予熱の炭きり、地元の弟子の鍛錬も炭切りをすると雨に濡れるので火床の塗り直しと炭切りを前もってすます。台風が来ても屋内作業なので出来る。4件の病院を毎月山歩きの定休日を利用して廻る。薬も沢山飲む様になるが回復は遅く、一生治らないが癌ではないので助かる。他にも頭の血管が一部狭くなっているので気を付けなければならない。まだ少し元気もあるのでもう少し作刀は出来るだろう。