刀工紹介


上田祐定

昭和22年(1947年)生まれ
高知県出身
岡山県立烏城高等学校卒業
建設省建設大学校 建設機械施工管理課程修了
岡山県産業開発青年隊終了
サラリーマンとして就職するも脱サラして刀鍛冶の道へ

 なぜ刀鍛冶になろうと思ったのか

 高校時代より武道(居合道・据物すえもの斬り)をしており、もっと切れる日本刀が欲しい。


それを自分の手でど
うしても作りたくなり、その衝動が抑えられず、すでに妻と子供がいましたが一念発起!

当時としては珍しく脱サラして刀鍛冶の道へ進みました。

 

 

 刀鍛冶になって

 自分で日本刀を作り始めたのですが、自分の納得する切れ味の日本刀が出来ないんです。試行錯誤の末その原因は、鉄、製鉄方法にある事が分かりました。私の師の一人である今泉刀匠から習った、たたら製鉄の研究を本格的に始めたのがこの時です。そして鍛刀の技術を高めるために、奈良県の河内国平刀匠の所でもう一度修行をしました。

 その後も、自ら砂鉄よりたたら製鉄で鉄を作り、その鉄で日本刀を作り、斬武術を学び自分の理想の日本刀目指して作刀を続けました。

 また、たたら製鉄の研究の過程で色々な科学者の方と知り合い、最先端の科学の目から伝統技術を再検証することの重要性や、最先端の科学にて理解・発見・体験できた色々なことは、他の刀鍛冶には出来ない特権であります。同時に科学でも解明できないような先人の技術、知恵と工夫、想像力には只々感心するばかりです。

 

これからの私の目標

  最近の私の作る日本刀は、30年のたたら製鉄の研究の成果が、地肌・刃文に現れてきて、目指す作域にかなり近づいています。私の40年の職人生活は間違いなかったと確信しています。目指すべき作域に向かって、これからもたたら製鉄、そしてまだまだ弟子には負けないように鍛錬技術の向上を目指し、死ぬまで大好きな日本刀を作りたいと思います。


 DVD 「砂鉄から日本刀が出来るまで」

 

日本刀が出来るまでの全工程を約70分に凝縮しておさめたDVDです。

 砂鉄からたたら製鉄で玉鋼を作る工程から、刀が出来上がるまでを収録しています。

 刀工自らの解説や説明字幕があるので、わかりやすく日本刀の製作工程を理解することが出来ます。

 次の動画で見ることができます。



メディア出演

アメリカTV局PBS取材

ロシア国営放送

NHK

KSB瀬戸内海放送

西日本TV

首相官邸取材協力など多数出演

 

掲載雑誌

歴史人―刀剣違い鷹の羽