3月26日

昨夜来の風雨も止まず。岡山県内から仕入れた松炭も炭にならず生木が多くて処分に困っていたが、40年以上も昔今泉先生から古墳時代の製鉄跡を中国縦貫道路の工事現場で見学した時に炭は使用せず谷間に吹く風を利用して枝木の生を燃やしてたたら製鉄をしていたことが判明した話を思い出して、今日は半焼けの処分に困っていた松を利用し、砂鉄はふるいにかける程度で磁石は使用しなく土も混ざってなるべく古墳時代に近い方法で玉鋼を造り見本用とした。次回はこの方法で造った玉鋼で短刀位は試作してみたいと思っている。