6月6日

定休日の山歩き。足腰の衰えを防ぎ1日でも長生きをして今居る修行中の弟子を本物の刀鍛冶にしたい。卒業した弟子は包丁ばかり造っているので世間からは包丁鍛冶と見られ刀の注文は無い。たとえ注文が無くても刀を造り続け刀鍛冶として技術の低い自分を高めなければ刀の注文は来ない。また技術と共に伝統を受け継ぐ刀鍛冶としての日本精神と品格を磨かなければならなく商売人根性は最も慎まなければならない。そんな弟子を育てる事を人生の最後としたい。