4月19日

季節外れの暑さだが流れる汗をものともせずに弟子は折り返し鍛錬を交代で続ける。私の玉鋼は日刀保玉鋼の様に同一の砂鉄ではなく複数の異なる成分の砂鉄の玉鋼なので部分的に炭素量が違うので沸かしの温度に失敗すると地金の働きが出なくなる。この沸かしの温度は口では言えなく私の沸かす火花と取り出した時の鋼の色を覚える事が大事である。全員が良く研究と努力をしてもらいたい。