5月6日

風邪気味で休む予定であったが弟子刀工の手抜き作業が気になり午後は鍛冶場へ。案の定8寸程の両刃包丁は火造りで手抜き。ベルトサンダーでも手抜きなのでせんかけは遅々として進まず焼き入れは明日となる。本来は1日仕事が手抜きの為に3日は要する。そのような弟子刀工の弟子があわれである。まず弟子は技術の無い刀工の弟子になる事が間違っていたのである。そして技術力も無いのに弟子を取った事も間違いであった。弟子は刀工になる事に全てをかけているので弟子刀工は真剣であるべきである。今一門には包丁を造っても刀を造る実力のある刀工が居ない。