5月16日

弟子5名が朝から1時間交代で熱中症に気を付けながら鍛錬や脇差の造り込みを1日行い鍛冶場は暑し。今日は大学卒業の弟子3名の学習能力の程を見るが鉄についての知識が不足していて工業高校の機械科卒業の弟子が製鉄所勤務の経験を活かし1番温度が合っている。山梨県の工業高卒のY君も手が治り初めて向槌を打ち始める。全員仲良く助け合って本物の日本刀を打つ刀工になって欲しいものである。弟子の指導の方が刀造りよりも疲れる1日であった。