8月4日 朝研師宅に剣を研ぎに出し下地の終わった刀を持ち帰る。暑い定休日の一日は横になり先日鍛えた砂鉄の玉鋼をいずれの注文者の刀にしようかと考えている。砂鉄の成分は同じでも製鉄方法の違いで異なる地金になり、砂鉄のブレンド配合で地金の性質が異なる。全国のほとんどの刀工が日刀保玉鋼の同じ地金の刀を造るのでは面白くないだろうと思って見る。芸の無い刀は使う事が出来ず見るだけで終わる。だから日本刀の維新で刀工養成所を設立して本物の刀鍛冶を目指す青年を育てたいのである。 tagPlaceholderカテゴリ: