8月13日

朝私用をすまして鍛冶場へ。昨日の包丁研ぎで腰、肩が痛むので横たわりK君の包丁の斬味について炭素量以外に焼き入れ温度と水温が私と違っていたのではないかと思ってみるが小板目の鍛え肌は良く出ている。地金に粘りが有っても硬すぎると刃がつきにくいので手間取る。そんな問題を解決しながら刀の地金研究を続ける姿勢が大切である。他の弟子と違うのは守るべきものがある事である。そして日本の文化と伝統を受け継ぐ不屈の信念がある事である。