6月27日

種々の玉鋼を積み沸かして1枚の玉鋼にして弟子に見せるが弟子は折り返し温度が全く違って鍛接が出来ない上に所々鋼が溶けて割れている。まるで素人の仕事である。鍛冶屋は器用でなければ刀は造れない。いくら刀工試験に合格してもその技術は最低限の技術である。今年の文化庁の試験も12名中合格者は2名と少ないが技術の無い者を合格させても困るのは本人である。もっと修業を積まなければならない。不合格者は5年の修行をしていない。毎日専業で修業をしていれば必ず合格する程度以上の技術が身に付いている。日曜鍛冶ではダメである。